おかでんチャギントンは未就学児が楽しめる時間
前略
岡山市で運行中の路面電車『おかでんチャギントン』に乗ってきました。
子どもたちもとても楽しんでいましたよ。
おかでんチャギントン | 岡山電気軌道株式会社
岡山市街を走る、おかでん路面電車にチャギントンが登場しました! イギリス生まれのテレビアニメシリーズ、Chuggingtonが日本の巨匠デザイナー水戸岡鋭治氏により実車化されて、観光電車として活躍しています! さあ、岡山へ行こう!
未就学児がメインで楽しめる
テレビ等でいつも見ているチャギントンの『ウィルソン』と『ブルースター』がそのまま実車になっています。
運行は『岡山駅前』~『東山・おかでんチャギントンミュージアム前』。チャギントン電車はここを約1時間かけて運行します。
この電車は、移動のためと考えないほうがいいです。『おかでんチャギントン』という体験型ショーだと思ってください。
車体やナビゲーターのお姉さんと記念撮影したり、内装を見学したりするうち、出発時間になります。
色合いなどがポップな印象を受けますが、木の素材が多く使われていて子どもに馴染みやすいです。
地味にすごいのが連結部分。半月形の木の床でできていて、カーブのときでも床面はスムーズなままです。
車内は靴を脱いであがります。子どもが椅子の上に上がっても、怒らなくていい(笑)子どもって電車から外を見たがりますが、椅子の上に椅子もあったりして凝っているなぁと感じますよ。
いたるところにチャギントンの絵があり、窓にはチャギントンイラストのカーテンがなんと3枚もセットしてあるんです。
電車が動いている間は、チャギントンのじゃんけんダンスを踊ったり、車内に描かれているキャラクターを探したり、シルエットクイズもあり……うちの子どもたちも楽しんでいました。
おかでんチャギントンミュージアム+水戸岡鋭治デザイン
終点で下車すると目の前に『おかでんチャギントンミュージアム+水戸岡鋭治デザイン』という施設があります。
ミュージアムも靴を脱いであがるので、抱っこのお子さんは下車のとき靴をはかせずに抱っこして行ったほうがいいでしょう。
中は木のボールプールがあったり…
プラレールがあったり。
館内のいたるところに水戸岡鋭治さんの書籍があります。水戸岡先生はチャギントン電車の実車デザインをされた方なんだそうで。チャギントン電車に乗ろうと調べるまで存じ上げませんでした…
予約は早めに
おかでんチャギントンのチケットはローソンチケットのみの取扱のようです。今月・来月・再来月の3ヶ月分が予約できます。
https://l-tike.com/search/?keyword=チャギントン
乗ってみてわかったのは、1回の運行で約8家族しか乗れません。土日祝でも運行は1日4回(平日は3回)。乗ると決めたら早めに予約することをおすすめします。
実際私自身も、ローソンチケットで購入しようとサイトを見ている最中に、チケット残り枚数が減るところを見てしまいました。
このチケットだけで、おかでんチャギントン乗車、おかでんチャギントンミュージアム+水戸岡鋭治デザインの入館、路面電車1日乗り放題ができます。
おすすめルート
9:20岡山駅前でおかでんチャギントンが駅に入ってくるところを見る。
9:40出発
10:30東山・おかでんチャギントンミュージアム前到着。ミュージアムで遊ぶ。
11:20 東山・おかでんチャギントンミュージアム前 乗車。
11:38岡山駅前到着。
この時間は、次の便のおかでんチャギントンが出発する頃です。もう一度車両の写真を撮ったり、手を降ったりできます。
ちょっと残念ポイント
ミュージアムの場所は元々、車両工場の一角だったということでちょっと小さいです。
プラレールと木のボールプールがあるくらいなので子どもも遊び足りない感じでした。
遊ぶスペースだけでなく、トイレも少なめ。チャギントン乗車前に大人も子どもも済ませたほうがいいでしょう。
食事ができる場所もありません。ミュージアム内だけでなく、周辺にもないので電車で移動するしかないです。
おかでんにはこのミュージアムをがっかり施設ではなく、ここが目当てだった!と思える施設にしていただきたいものです。チャギントンに乗るのは目当てでしたが、中で盛り上がってさあどんな楽しいところに着くだろう!と、おそらく子どもたちは思っていたはず。狭い敷地で難しい面もあるかもしれませんが…
例えば、ミュージアムをカフェ・レストランにしてしまい、チャギントンお子様ランチなど子どもが目当てにできるものがあると、また行きたいねと言ってくれると思います。
行ってよかった
おかでんチャギントンの車内は、子どもも大人もとても楽しめました。
何しろ外の景色を見る余裕もないくらい、めいっぱい遊んだー!という気分になりましたから。
行ってよかったですよ。
かしこ
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