ネタバレあり『映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』を見てきました。

前略

長男Tくん(5歳)とプリキュアの映画を見てきました。

映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて

Tくんは映画も見たいし、入場者プレゼントのミラクルスターライトも欲しかったようです。

今回の記事は感想と雑記です。

ストーリー

まずは予告動画。

ざっくりとストーリーを説明すると、プリキュアたちが星の子ユーマと出会い、別れるまでのお話です。

プリキュアの映画はパンフレットや絵本でストーリーの最初から最後までが描かれていますから、映画館で見ずとも内容は知ることができます。

感想。

プリキュアは正義の味方なんですが、敵を倒すことが主眼ではないというのがとても良く描かれていると思います。

私は今年のプリキュア『スター☆トゥインクルプリキュア』はたまにしか視聴できていないのですが……

今回の映画の主役はなんといってもララでしたね。

最初のシーンはアニメOPにあわせてプリキュアが宇宙空間でノットリガー(いわゆる雑魚キャラ)と戦うシーンがありましたが、子どもが最初から入り込んで見てもらえるしかけなのでしょうね。ビュンビュン動いていて見ていて楽しい。

その間にキュアミルキーの髪の間に星がからまり、キュアコスモは星空刑事メリー・アンに追われてしばらく退場。なぜにメリー・アンという名前なんでしょう……もう、狙ってるとしか思えないのに、子どもたちの祖父母レベルじゃないとわからないよね、この名前。

年上組が修学旅行で不在ということで物語の前半はひかるとララとユーマを中心に回っていきます。

この辺の見どころとしてはひかるの『Unidentified Mysterious Animal』を早口!めちゃくちゃなめらかに喋ってます。カタカナ英語ですけどね。これはきっとかなり練習されたんじゃないでしょうか。

最初から未確認動物に対して寛容なひかると、溺れさせられそうになって怒るララが対比されてますが……けっこう身につまされます。子どもってちょっとしたイタズラをしますけど、頭ごなしに怒って泣き出して手がつけられなくなるなんてしょっちゅうです。そんなことをララさんの対応を見ながら思い出して、心が痛くなっていました。そう思うと、ひかるはなんなの出来杉なの?

まぁ、怒ったあとに和解していちばんなつくというのは王道ですよね。そのいちばんなつかれたララが、危険な星になりかけたユーマを助けにいくのもよくわかります。

そう、プリキュアは悪党を倒すことがテーマになっていないのでユーマを助けに行く前の時点でだいたい悪党は倒されています。

ユーマの星が危険な星から徐々に変化し、地球で見た絶景の再現をし、最後にはララとの思い出のオレンジ色のユリ畑になる。その間もプリキュアは歌い踊り続けてる。ミラクルライトを振るのもこのタイミング。友達を助ける、それがプリキュアなんだとよくわかります。

やっぱり、パンフレットのストーリー紹介だけを見るより、映画そのものを見るほうがいいですね。歌や踊り、プリキュアの動きがあるぶん、胸に響きます。

蛇足

映画を見る前にロビーで、プリキュアのコスチュームを着た女の子から、「男の子なのにプリキュア見にくるの?」と言われました。

まったく見ず知らずの子です。

公開初日初回上映だったので満席に近い状態でした。ほとんどが女の子とその家族。

8割以上の女の子はプリキュアの格好をしています。

うーん私も「男の子なのに」は嫌だったな。

言われてからTくんは私の影に隠れたり、スカートの中に隠れようとしたり。

男の子でもプリキュア見てもいいじゃないか。

これなら、もう少しすいてくる1~2週間後に見に来ればよかったかな、と思ってしまいます。たぶん、次はそうします。もしかしたらTくん自身がもうプリキュアは見ない、と言い出すかもしれませんが……

本当はあんなこと言ってほしくないんですけどね。

かしこ

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