ワタ(伯州綿)種まきまとめ2019年版

前略

伯州綿を育てて今年で4年目です。

現時点での種まきについてわかったことや今後試してみたいことをまとめてみます。

種について

種まきをする前に、種について考えてみます。

伯州綿のみならず、ワタの種は開花後、コットンボールの中にあります。

コットンボール

コットンボールは3~5部屋(部屋という言い方でいいのかわかりませんが)あって、1部屋に5~6粒種があります。つまり、1輪の花から15~30粒種ができます。

さらに1株あたり約20個のコットンボールがつくので、種に換算すると300~600個とれるわけです。

植物にとって種の数は、それだけ種まきしてほしい数なのだと思います。

もともと発芽できるかどうか、発芽しても腐ったり食害にあったりして成長できない可能性もあるのです。

畑にまいて失敗した原因

今年は、当初は畑に直まきしたのですが失敗しました。

種をまいた5月は、大型連休前半こそ雨だったものの、その後は降水がほとんどなく、水不足が失敗の原因と思われます。

3月、4月に野菜の種をまいたときは特に水やりをせずとも発芽したので、そのままの調子でいってしまいました。

また、ワタは種の周りに繊維があるので、水を含みにくいのです。

畑に直接まく場合は、一晩ないし一昼夜浸水して発根させてからまくことも試してみたいと思います。

育苗する

今までも確実に発芽させるために、育苗する方法をとってきました。

確実に発芽させるなら、ロックウールに種まきする方法があります。

ロックウールにワタの種をまいたところ

これなら、水に浸しておいて新聞紙をかぶせておけば、10日くらいで発芽します。

しかも、まったく発芽しない種が他の播種方法にくらべて少ないように思います。

室内で育苗できるので温度管理しやすく、早めの種まきができます。

欠点もあって、植え替え時に茎が折れやすいこと、他の方法に比べて費用がかかることです。

ポットに種まきする方法もあります。

ポットまきのワタの苗

1つのポットに5粒くらいまけば、だいたい全部のポットから発芽してくれます。

種の尖ったほうを下に向けて差し込んでください。

ポットの場合も水を切らさないように注意が必要です。

私は来年は、畑に直まきとポット苗を組み合わせたいと思っています。

発芽は12度から25度が適温。ということで、種まきはやはり5/10のコットンの日がいいんじゃないでしょうか。

もし種まきが遅れる場合、6月中ならなんとかいけそうです。

定植する

今回私は、条間70センチ、株間50センチ、3~4本立てで定植しました。

中には苗の時点で1本になってしまったものもありますが…複数立ての方が元気が良いです。

定植時期としては、元気な本葉が2~3枚出たら、でいいと思います。

残念な場合には本葉が食害にあってしまうこともあります。

本葉が食害にあったワタ

梅雨明け前くらいには定植しておきたいところです。

定植にあたり、肥料をどうするかということがあると思いますが、雑草が生える場所ならいらないと思います。

ただ、これも私の育てたことがある畑が、砂地で割とワタの生育に適しているため、今まで肥料をやったことがないというのが正直なところです。

鉢植えで育てる場合、直径30センチくらいの鉢に、培養土で十分育ちます。

参考書籍

ワタの栽培について書かれている書籍はあまり多くないので、図書館を活用するのがおすすめです。

子ども向けに見えて、実はしっかりした内容のワタの絵本。私も最初はこの本を見ました。

品種の解説や歴史も網羅しているのが、生活工芸双書棉。

かしこ

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