1着編み切るために考えたこと
前略
先日の記事で、編み始めても完成にいたらないとボヤいていました。
記事の最後に白い冬糸で自分用のウェアを編む宣言をしています。
その後どうなったか。
編み物が完成できなかった原因
その前に、最後まで編み切ることができない原因を考えてみました。
- 途中で他のことがしたくなる(細い糸を使うせいで道のりが長い)
- 着用するにはサイズが合わない
大きな理由は上記の2つでしょう。
さてなぜこれらの原因がしょうじるのか。
私が考えるに、
- 糸の特徴が活かされた編み図で編んでいない
- スワッチを編んでいない(ゲージを取っていない)
と言い換えできると思うのです。
糸の性質を考える
前回の記事で、編むと宣言した糸。
パッケージ付きのものが残っていました。
田中茂商事株式会社のスイートエンジェルという糸です。義母が倉庫から出してきた糸なので何年前のものなのか不明です。Google先生で検索してみても情報が出てきません。販売会社もなくなっているのでしょうか。
糸としては毛100%、肌に触れてもチクチクせず、若干モッチリ感のある糸です。これが10玉ありました。
この糸の特徴がいかせて、できれば10玉使い切れて、そんな編み図を探してみると……
この縄編が似合うんじゃないだろうか。編み図では極太糸指定になっているけれど、スイートエンジェル2本どりでぎりぎりいけるかも???
ということでさっそくスワッチを編んでみました。
実は縄編ほとんどやったことがなかったので左上交差がおかしくなっています。
模様の間違いに気づいてもう少し編み進めると……
ゲージはもうすこしゆるめにすると指定通りになりそう。これで試し編みしていなかったらどうなっていたことやら。
そして本番を編み始めて、3分の1くらい進んだところでゲージがかなりゆるいこと、このままでは玉が足りなくなりそうだときづきました。
まだ序盤なので一旦ほどき、編み直します。
そしてここまできました。
縄模様がくっきり見えて、糸にあっている(と思う)し、なによりも極太状態で編むのでスピーディです。これなら今年の冬には着用できそうです。
かしこ
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