7月上旬の伯州綿
2019-07-06 by
前略
今年の伯州綿。
定植から3週間がたちました。
梅雨に入って少しずつ草丈も伸びてきています。(雨は割と少ないんです……)
ふたつの畝に植えましたが、生育にかなりの差があります。
写真手前の畝とその奥の畝が伯州綿。
手前の方が葉も繁ってよく伸びています。
これは一番元気な株。4株くらいでいっしょに伸びています。
一方、こちらは本葉が食害にあってしまいました。
1株だけのものはどうも生育があまりよろしくない。
元気のない個体はしかも虫食いだらけです。
今年は3本仕立てで行こう、と決めて実際にやってみましたが、正解でしたね。
3本仕立てにした理由としては、
この本に、
エチレンには 、茎の伸びを止めて背丈を低いままにして 、茎を太くたくましくする作用があります 。だから 、植物は撫でられると 、発生したエチレンによって 、背丈の低い 、茎が太くたくましい植物になるのです 。
とあります。
エチレンは、植物が何かに触れると発する物質です。
3本仕立てにすれば、株同士が触れ合ってエチレンが発生して茎を太くでき、さらには収量アップがてきるのでは?と思ったのです。
まあ、比較実験まではしていないのですが……
今のところ、1本立てのものが弱くて、仮説通りにいってます。
かしこ
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