「箱の百面相」私の折り紙原点
前略
折り紙が好きです。
このブログの当初からひとつのカテゴリにするくらい。
ちょっと難し目の本ばかり買い集めてしまうので、子供から「これ作って~(難易度高)」とせがまれるたび、夫に「買うんなら普通の折り紙の本にしてよ」と渋られてしまいます。
そんな私の折り紙原点とも言うべき本が、本棚の奥で眠っていました。
布施知子著、箱の百面相です。
布施先生といえば、ユニット折り紙です。
ユニット折り紙は同じパーツ(ときに、違う形のパーツ)を何個も作り、組み立てて完成させる作品です。
私が小学生の頃かな、市の児童館で布施先生の本・ユニット折り紙シリーズをかたっぱしから借りて箱やくす玉を作っていました。
その中で特に気に入っていた「箱の百面相」を誕生日プレゼントで買ってもらったんだと思います。
初版は1988年なのでもう30年以上前の本です。
久しぶりに、箱の百面相から、四角箱を折ってみました。
蓋には二重(ふたえ)風車。
本体の底面には手裏剣のような模様。
紙は一般的な15センチ折り紙を4等分して使ったので、かなり小さくなりました。
折り方はかなり単純なので、子供でもできるでしょう。必要枚数折るのが飽きなければ…。組み立てが少し難しいかもしれません。
そういえば、高校時代、バレンタインの義理チョコたちを、この本の八角箱に入れて配ったら、箱は無造作にゴミ箱に捨てられていたなぁ……
現在「箱の百面相」は絶版になっているようですが、近いのは「おりがみで作る箱」と思われます。私は表紙を見ただけですが。
新しいシリーズもでているんですね。本体の深さや蓋の装飾などのバリエーションが立体的になって、興味をそそられます。
今では電子書籍でも読めていいですね。本を見ながら折り紙を折っていると、途中でバタッと閉じてしまったり、ページに跡が付いたりしますが、電子書籍であればそういったこともなくて使い勝手がよくなりました。
かしこ
コメントを残す